
前々回の記事でおもちゃの車に水彩絵の具で錆と雨だれのウェザリングの練習をしたんですが、あまりうまくいかなかった😁
まあ塗装技術の問題だろうと諦め半分だったんですが、先日使い始めたMeta Museのイロちゃんがフィードで、
雨だれの汚しは霧吹きでできるっていう記事を紹介してくれました。
中身はそれだけで具体的なやり方は載ってなかったのですが、これは試す価値あるんじゃないかということで、妄想実験してみました。


これが前々回の記事です。
前回の失敗の最大の原因
これは間違いなく水滴の表面張力です。おじさんのウェザリングは水彩絵の具を水で薄く溶いて垂らして雨だれを作る試みでした。
これを霧吹きに変えることで霧が表面にまとわりつくことになるので、水滴状になるのを回避できるかも知れません。
今回はさらに物理的に表面張力を壊す意味でエタノールを比率を変えて加えて、スプレーしてみたいと思います。
実験用テストピースを作る。

比較のためのテストピースを用意しました。
10✕15センチのボードに、普段模型のサフェーサー代わりに使っている鉄用のグレーの錆止めサフェーサーを塗っておきます。
これに前回ウェザリングに使った黒のカラーインクと水彩の黒絵の具をドットにしてくっつけておきました。
ドットの間隔も変えて、どのへんが雨だれっぽく見えるのかも確認してみたいと思います。
パネルの面は垂直にはせず、ぴったり70度で揃えました。
実験開始、まずは水100%スプレー

霧吹きは最初は細かくボードの表面につくのですが、ボードが水を弾くのでお互いにくっついて広がったりはしませんでした。
結局水滴サイズになるまで動きなしで失敗。水スプレーは無しですね😁
アルコール(無水エタノール)100%スプレー

これもうまくいきませんでした。アルコールだけだとインクが解けずにボロボロになって崩れます。
同様に水彩絵の具もうまく溶けず、なじまないのでこれも駄目。
水とアルコール3:7の割合。

アルコール70%になると少し変化が…。
インクはうまく溶けるようですが、絵の具に変化がありません。ボードに付けてから時間が経って乾いていたのも影響しているかも。
ただ水分が足りないと水彩絵の具というだけあって、溶けにくいのだと思います。
インクの広がりも雨だれと言うよりは拡散といった感じで、意図した結果になならず。
アルコールと水、5:5の割合

ここで一気に変化が現れました。
カラーインク、水彩絵の具ともに溶け始め、雨だれっぽい筋が出来始めました。
ここから先、水を微調整してして黄金比率を見つけると良さそうです。
インクの散り具合を見るに、もう少しアルコールは少なめでいいかもしれません。
ただ水の割合が増えるとまた水滴になる可能性もあるので、作業時に様子を見て調整するのがいいんじゃないでしょうか?
おまけ

実験はここまでのつもりだったんですが、原稿書いてる時に閃いたのでもう一つ😛
水彩絵の具の弾きどめによく使うJOY(界面活性剤)をあらかじめボードに塗り広げてから、水とアルコール5:5でスプレーしてみました。
結果はご覧の通り、インクと水彩の効果が逆転して水彩絵の具の方にスッキリとした細い筋が現れました。
界面活性剤の効果で表面張力が下がり、塗料がスッと下に落ちるようになったのが分かります。これは使える予感。
インクも悪くはないけど拡散力が押さえきれず、やはり不自然な広がりに。
おまけその2

さらにアクリル絵の具なら、乾いた後に重ね塗りしたらレイヤー効果が出るのではと思い試してみました。
ときどきドライヤーで乾かしながら作業。
結果は、それほどでもなかった😁
スタートは比率5:5でやったのですが試しに水を少しずつ加えてみたら、徐々に水滴化がおこってきますね。
まとめ
そもそも水彩でウェザリングする人自体ほとんどいないと思うけど、おじさんの知りたい欲求は満たされました😛
もし試してみたい人がいたら、スプレーは塗料が流れ出したら、追加スプレーすると再拡散して失敗しやすいので注意⚠️。
薄めの平筆などで垂直に誘導するなどはアリかも知れません。
スプレーに直接JOYを入れようかとも思ったのですが、泡立ちそうな気がして今回は見送りました😛
うまくいきそうでいかないモヤッとする実験でした😊。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

