
風景写真って意外と難しいですよね。なんかつい広い画を撮っておけばいいのかな。みたいな気持ちになりがちです。
広角ズームが一本あればなんとかなるのかと、思っているのは私だけではないと思います。でも広い画だと誰が撮っても、ほとんど変わり映えしないし個性も出しにくいです。
今日は広い風景を撮るときの注意点と、風景写真の撮れ高を上げるにはどうしたらいいか考えてみたいと思います。
広角ズームを買ったきっかけ?そしてあまり出番がない件。


確か、最後に使ったのは2年ほど前か?ゴムの部分が白く変色。お恥ずかしいかぎり。
カエルが買ったのはシグマの12-24ミリの超広角ズームでした。
直接のきっかけは工場の内部や広い外観を取る機会があったからです。
それまで広角レンズといえば24-70mmのズームだけだったのでもう少し広い画が撮りたいなと言うのもありました。ただ、このシグマのズームあまり出番がないんですよね。
超広角の12ミリは大きく歪むので被写体を選ぶ。多くの場合24ミリでもなんとかなる。


12ミリは、建物や人工物を入れるときは要注意です。
実はこの12ミリというのはかなり広大な風景を切り取ってくれるのですが、周辺部が盛大に歪みます。建物なども内側に倒れ込んでくるような勢いです。
面白い画ではあるんですが、仕事で依頼された写真等だとちょっとためらう感じ。
ぼくの感覚だとフルサイズで18ミリあたりがなんとか納品できる限界に感じます。


18ミリでもけっこう歪みます。


24ミリ。だいぶ落ち着いて来た。
しかも前玉が飛び出しているのでフィルターも不可です。

超広角でこれはいいなと思えたのは海と空(雲)の写真です。


空や海を撮ると、独特の広がりのある描写になる。
これは他のレンズにはない描写になります。広い画といえば工場の内部なども24ミリでパンして数カット撮っておき、後でPhotoshop合成すればなんとかなることがほとんどでした。12ミリの特殊な描写が要らなければ16ミリくらいからのズームで十分かもしれません。
風景写真は撮れ高が少ない。これを増やすには?

風景写真って、同じ場所で撮影してもなかなか新鮮なイメージにならないことが多いですよね。
特にプロとして仕事で依頼された場合、数枚の写真だけ納品するわけにもいかないので、より一層「撮れ高」を上げる意識が求められます。
そこで、ちょっと実践的な方法をいくつか紹介します!


ローアングルなど、手前に近景を入れる:地面に近い位置から撮影することで、視覚的に奥行き感が出ます。また、小さな花や石、草などの自然物を前景に配置するのも良いでしょう。

動き回っていろんな場所から撮ってみる: 同じ風景でも、角度を変えたり、少し離れた場所から撮ったりすると全く違う印象になります。階段を上ったり下ったりして目線を変えたりして、周りの状況を意識して撮影してみましょう!

構図を意識する:三分割ルールや黄金比など、基本的な構図テクニックを用いることで、写真の印象が大きく変わることがあります。
趣味の撮影でも同じ場所で立ったまま撮るだけでなく、『これは依頼されて撮っているんだ』と考えてみて、無理してでもいろんなカットを撮ってみる気持ちを持ってみるのも、たまにはいいかも知れません。
かくいう私もプライベートで撮るときは手抜きすることが多いんですが😁
風景を切り取るトリミングも意識するといい。

今回のテスト撮影ではうっかり忘れていましたが(笑)、撮影時や後処理の写真編集ソフトなどで「トリミング」を意識することで、構図を改善し、より効果的な表現に幅ができます。
例えば、邪魔な要素を取り除いたり、風景の中のポイントになるモチーフに焦点を当てたりすることで、写真の印象がガラリと変わります。
まとめ
広角ズームは風景写真に役立つ万能レンズのようですが、画角が広すぎる分、歪みの問題が出たり、構図などでマンネリ化を防ぐ工夫必要になることも多いです。
また、風景写真を撮る際には、「広い画」だけにとらわれず、様々な工夫を凝らすことが大切です!
とは、言ったものの久しぶりに、この超広角ズームを持ち出して撮ったところ、広々とした畑や雲をパース感のある放射状に撮ったときの表現の魅力はなかなかのものだと、改めて感じました。
使い所によってはいい選択ですね。レンズの沼にちょっと引き込まれそうになりました😁。今回のブログ、つい昨日導入したローカルAIのGemmaくんと壁打ちして作りました。かなり優秀です。楽しい時代になったものです。

