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ブラインドや木漏れ日風の演出ができるコニカルスヌートの使いみちを考えてみる。

7月はカエルの誕生日でして、自分へのプレゼントということでSOONPHOというメーカーのコニカルスヌートというものを買ってみました。まあブログのネタ用です。別の記事でクッキーとかゴボ(GOBO)について書いていて、興味がわきました。Amazonのオススメにも時々上がってきていたものです。使い方は言葉で説明するより実際使用している様子があったほうがわかりやすいので、写真をまじえてレビューします。

モノブロックタイプの照明に取り付けて使用します。

カエル
カエル

手前の金属の板がゴボと言われるものです。これを85mmレンズとライトの間のすき間に差し込んで使います。左の黒いのはカラーフィルター。本体はボーエンズマウントでライトに取り付けるようになってました。

外箱は中国語のパッケージ、この状態で送られてきました。中身はエリスポ(スポットライト用のレンズ付きハロゲン?ライト)を思わせる外観でなんとなく使い方が分かってしまいました。いまいち不明だったゴボについても、以前使っていた小さいエリスポにスポットの大きさ調節する穴の空いた金属板がついていたのを思い出し、腑に落ちました。スヌートに付属しているような複雑な形のゴボについては使ったことはなかったのですが切り抜いた形をピントを合わせたりボカしたりしながら投影するもののようですね。これはあっても無駄になるようなものではなさそうなので買ってよかったかもです。Amazonには同じメーカーの少し安くて新しい商品も販売されていて、そちらにはキヤノンマウントの50ミリのレンズがセットになってました。狭い場所で使うなら短い距離で光が広がりそうなので、そちらでも良かったかもしれません。ただし光の形をカットする機能はついていませんでした。その分今回のスヌートはちょっと高くなってるみたいです。

カエル
カエル

このスヌートのように、レンズ付きでライトやストロボに後付けして使うものは、光学スヌートとかオプティカルスヌートと呼ばれているようです。

付属のゴボを使ってみる。

付属のゴボを使ってみました。カエルはピンタレストを利用しているんですが、モデルさんの顔にこんな感じの光を当てて撮影している写真が時々オススメにあがってきてたので、どうやって撮ってるのかなと気になってましたが、こんなスヌートみたいな機材を使っているんでしょうね。今回はモデルさんじゃないですがテスト撮影してみました。光もエッジのピントはボカシたりシャープにしたり調節できるのでクッキーを使って影を落とすより自由な表現ができそうです。ゴボの形も厚紙などを切り抜けば自作できそうですね。

カエル
カエル

他のゴボも試してみました。下の写真は雲模様のゴボで撮ったものです。ピントが合った状態だと何じゃコリャですがピントを外すと前に紹介したクッキーみたいな感じになります。

実はコレを買ったのはやってみたいことがあったからなんです。

この商品をアマゾンで見て思ったのはゴボの代わりに透明の板を入れて色付けしたら面白い効果が出るんじゃないか実験してみたかったんです。スライドフィルムをプロジェクターで投影して背景にして撮影みたいに使えたら面白そうですよね。透明インクのプリンターでOHPを作っても良いかもしれません。昔ながらのエリスポだとプラ版が燃えそうですけどコレならLEDを使えば大丈夫でしょう。とりあえずやってみることにしました。透明のプリンター用紙がないのでパウチにインクで模様を描くことにしました。年代物のインクなので使えるか心配でしたが、なんとかなりそうです。

カエル
カエル

同じ大きさに丸く切り抜いたら出来上がり

微妙な結果に…もう少し検討が必要かな

カエル
カエル

色を付けるときは前回のクッキーのときとは逆に明るい背景のほうがわかりやすかったですね

思ったのと違った。というのが正直な感想でした。うまくいかなかった原因はいくつか考えられるのですが、一番はカエルがこのスヌートに慣れていないということだと思います。カエルは商品撮影をすることが多く、トレペやユポなどのディフューザーで光を拡散させて撮ることがほとんどなので、この機材のような光を直接当てる撮影に慣れていないようです。機材も所詮は道具なので使い込んで特徴を知らないといい結果は出ないですね。しばらく使ってみて他の使いみちをいろいろ考えてみたいと思いました。

まとめ

コニカルスヌート、どうでしたか?価格は2万4千円と気軽に買える値段ではありませんが、撮影・ライティングの幅はかなり広がりそうです。カメラや照明の機材は10万以上は当たり前みたいなところがあるので利用価値を考えると撮影のバリエーションを増やしたい方や背景の雰囲気をかえてみたい人にはコスパは良いとも言えるかも‥とはいえ毎回必ず使うようなものでもないですから微妙ですかね。あと、この商品には部分的にピンポイントでスポット光を当てる機能もあるので、使う機会があったら記事に登場すると思います。今回はここまで。

カエル

カエルです。名前は「かんたんライティング」の頭文字Ka.L.からとりました。本業はグラフィックデザイナーで必要なときに商品写真やイメージ素材写真を撮ることがあります。カエルがデザイナー目線で調べたり工夫したり、試してみたいことなど写真撮影の小ネタを紹介できたらと思っています。アイデアが写真の完成度を上げられますように。

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