
皆さんは撮影の小ネタで背景の玉ボケをハート型や星型にする「ボケフィルター」をご存知ですか?
夜景スポットのライトアップなどの玉ボケがハート型や星型になっている写真を見たことがあるという人も多いと思います。
今日はそのボケフィルターの仕組みを使い、ゴボを使って星型などの光を投影するアイデアを思いついたので、実験してみたいと思います。
最近このブログではオプティカル(光学)スヌート用の自作ゴボの作り方の記事を複数書いています。
その流れでいうとアルミ箔を利用したゴボの記事として扱うところですが、ちょっと使い方が変化球っぽいので、単独記事にしてみました。
用意するもの。

用意するものは、厚手のアルミホイル(短時間や弱いライトなら厚紙などでも可)針、または千枚通し(目打ち)、厚紙です。紙類は光を通さないものを使ってください。
もちろん機材的には光学スヌートやエリスポットなどのスポットライトは必要になります。

熱を持つライトを使うときはBBQ用のアルミホイルやガスレンジのアルミの仕切りなどを使うと安心です。
アルミホイルに細かいピンホールをあける。

アルミホイルに針または目打ちで小さいピンホールを開けます。穴が大きすぎると穴を通して当たる光の星やハートなどのマスク効果が効かなくなります。(意図的にやるのはアリ)光が壁に当たったときの様子を想像しながら、適当に開けていってください。

ゴボは四角(左下)でも使えますが丸いと角度調節が自由にできて便利です。
レンズ前にセットするマスクを作る

次に光学スヌートのレンズの前にセットする、星型やハート型のマスクを作ります。
少しでも乱反射を防ぐためには厚手の黒ケント紙などがオススメです。
アルミホイルはゴボをセットする場所に、黒ケント紙のマスクはスヌートのレンズの前にセットしたら準備完了です。
写真の左下(星型)はカラーフィルターのアタッチメントに入れた状態ですが、光が漏れさえしなければ、テープで仮止めするとか、あまり神経質にならなくても大丈夫です。


セットした状態。ピンホールのゴボは所定の位置にセットします。
壁(背景)に照射してみる。

実際に壁に照射してみます。光学スヌートのレンズの構造はカメラレンズとほぼ同じでフォーカス調整ができるようになっています。
ピントを合わせると投影する光はアルミホイルで作ったゴボと同じ形に投影されます。


ちなみにこれがフォーカスがきてる状態。ピンホールの形がそのまま当たってます。
これを徐々にフォーカスアウト(ピンボケ)していくと…あら不思議、細かい光の粒が星型に変わりました。


星型のマスク
オモシロイですよね、これはレンズの絞りの形を、レンズ手前に貼った星型のマスクが乗っ取ったみたいな仕組みらしいです。


ハート型のマスク。レンズ側のマスクを交換するだけなので超お手軽です。


三日月型のマスク。なんか見覚えありませんか?
これに似た自然現象で部分日食のとき三日月型の光が地面にいっぱい現れますよね。光の通過の順番は違いますが、多分原理は一緒だと思います。
まとめ
いかがでしたか。理屈はちょっとわかりにくいですが、単純に楽しめますよね。
これをどう使ったら撮影に活かせるのかはカエルもまだ思いついていませんが、ピンホールを通すので基本、光の明るさは稼げません。
暗い部分や背景などのアクセントとして使う感じだと思います。とにかく簡単に試せるので、ぜひやってみてください。

