このブログを始めるようになってからコンパクトデジカメの出番が増えていまして、今まで手持ち撮影ばかりだったコンパクトデジカメのLUMIXのTX-1やマイクロフォーサーズのGX7-mk3も三脚に載せて撮りたい場面が出てきました。普段一眼レフにはアルカスイス互換のL字型ブラケットをつけっぱなしにしているので、同じ規格の小さいプレートがあればとネットで物色していたら、ちょうど良さそうなものがあったので購入してみました。
SWFOTOの26mm幅のアルカスイス互換プレートです。
カメラを三脚につけているときにバッテリーやSDカードを交換するのは意外と手間がかかりますよね。フタの位置が三脚のネジ穴に近いといちいち雲台からカメラを外してさらに裏返してネジを戻してとか、集中も途切れそうになることがあります。さらにブログを始めるようになってからは一眼と同じ位置でコンデジで説明カット用の写真を撮る場面が出てきたりするので、かんたんにカメラを入れ替えできたら、ちょっと楽できそうです。
特に一眼カメラを使うとき、ないと困るレベルのプレートとクランプ
プレートを付けた状態。断面が細長い台形になっているレールを雲台側のクランプで挟み込んで固定するようになっています。D800の方はL字型のプレートなので縦位置にしても同様に固定できます。
L字ブラケットで縦横に付け替えてもレンズの位置が変わりにくいのとぴったり90度に載せ替えられるので水平出しもカンタン。これは使ってみると、ありがたみがよくわかります。
一眼レフなどの大きめのカメラだと機種専用のアルカスイス互換のL字型プレートが売られていて、電池交換も簡単にできたり構図を縦位置や横位置にかんたんに変えられたりできるのでカエルも愛用しています。一度使い出すと、もう前の環境には戻れないくらい便利で(ちょっと言いすぎか)手放せないアクセサリーです。でもコンパクトカメラにスマートにつけられるものは検索してもなかなか出てきません。まあ、そもそも見栄えも悪くなるし、コンデジにプレートを付けようと考える人自体少ないと思います。今回買ったプレートは単品でも販売していて2000円ほどですが、クランプもセットになっている3000円くらいのものを買ってみました。クランプの方は小さい三脚に付けたら、かなりミニマルな雰囲気になりそうです。
問題はTX-1の三脚ネジ穴。さっそくフタの開閉の具合を確認してみた。
LUMIX TX-1の三脚ネジ穴とバッテリーケースのフタのヒンジとの距離は約2~3ミリでコンパクトカメラの中でもかなり余裕のない部類だと思います。つけてみた結果はギリギリセーフでした。完全に開き切るまでは行きませんが、SDカードもバッテリーも、無事取り出すことができました。これならプレートを付けたまま手持ち撮影したり、三脚にすばやく取り付けたりできそうです。スペースに余裕のないTX-1でうまく行ったので、たぶん大抵のコンデジでこのプレートは使えそうです。ただし保証はできないので、購入の際は自己責任でお願いします。
三脚やクランプなどにつけてみました。
L字ブラケットではないので縦位置で撮るときはこうするしかないですね。でも、カメラの付替えはストレスなくできるようになりました。
前段でも書きましたが、カエルは普段アルカスイス互換のクランプをつけた三脚を使っているので一眼レフと共用でコンデジも素早く三脚にセットすることができるようになりました。今まで三脚を使ったほうがきれいに撮れそうだけど、まあ手持ちでもいいか。になりがちだったので、ちょっとしたことですが裏返してネジネジ作業から開放されたぶん三脚の使用がすこし増えるかもしれません。
試しにサイクリングやツーリングのときに持っていく三脚代わりのクランプにつけてみました。こんな使い方することはないですね。直接つけたほうがスマート。
プレートとクランプのセットは似たものが2種類あるので注意
このSWFOTOの26ミリプレート・クランプセットは他によく似たツマミが銀色のタイプがあってそちらは中央のネジ穴が大きめの3/8径、となりに小さめの1/4のネジ穴が切ってあるので大きめの三脚にもそのままつけられるみたいです。色違いだと勘違いして黒いのがカッコいいかなと思って買ってしまいました。中央にネジ穴があったほうが三脚に取り付けるときはやや安定感はあると思いますが、このアクセサリーは緊急時用途みたいなところがあるのでどちらを買っても問題はなさそうです。もう一つの機能としてクランプをベルトなどに通してカメラを腰などにぶら下げられるような機能もあるようですが、カエルの場合、外出時はカメラはショルダーバッグに入れる派なのでたぶんこの機能は使わないと思います。
まとめ、カエルが検索した中では、たぶん一番小さいプレート。小さめのL字プレートも欲しいところ。
GX7mk3に昔APS-C用に使っていた汎用のL字ブラケットをつけてみました。写真ではうまく付いているように見えますが、電池のフタは開きません。TX-1には大きすぎて、不格好だったのでボツ。
今回紹介したプレートはカエルが調べた限りではたぶん最小に近いものだと思います。アルカスイス互換のクランプとプレートはどちらかというと大きめのカメラで使うことが多いと思いますがコンパクトカメラでも使う場面によっては便利なので持っていて損はないと思います。プレートはつけっぱなしにしておくとストレスなくセットできるので手放せなくなってしまいます。ちょっとなんかくっついてる感はありますが。できれば縦位置や横位置にすばやく切り替えできる小さめのL字型のプレートがあると良いんですが汎用のものは見つけられませんでした。需要はありそうな気がするので作ってくれるメーカーさんがあれば良いんですけどね。ちなみにSONYのRX100シリーズ用のものはあるみたいです。