
先日組み立て式のフラッグフレームを記事に上げたとき、カニばさみクランプと照明用のスタンドでは重さ1.5kgのフラッグフレームを固定するのは無理でしたというお話をしました。
その後、なにか安くて使えるパーツはないかネットで、というかいつもの如くAmazonで探してみたら、格安のグリップヘッドを発見しました。
結局行き着くところはCスタンドのパーツ

最初はごついスーパークランプみたいなものを探していたんですが、つけたところを想像すると、固定はできても角度調整はしにくいよなとか、プラスチック樹脂製だったり、意外と高くて試しに買うのにはちょっとみたいなのが多くて悩みました。
今回買ったSUPON (スーポン?)のグリップヘッドは2598円でポイントが52ptついていたので2500円強、金属製で強度は十分でしょう。AVENGER製だと4800円くらいなので使えればお値打ちです。
使えなかったらガラクタが、また一つ増えることに…。いろいろ見たり使い方を考えたりしたんですが。結局検討したあげくに選んだこの商品の形はCスタンドのトップに付いている部品とほぼ一緒です。今更ですが撮影現場でどこでも見かける機材ってよく考えられてます。
ライトスタンドにつけて、うまくいくのか試す
さっそく照明用のスタンドにセットしてみました。天トレで使うならこんな感じでしょうか。Cスタンドに比べると軽いぶん当然安定は悪くなりますが先日買った90センチ✕75センチのフラッグフレームくらいならセットは可能です。これなら室内での物撮りやちょっとした料理の撮影くらいなら十分使えそうです。


ちなみにこの三脚は高さ220センチくらいまで上がるもので、脚の長さは約60センチです。もっと大きい三脚なら、さらに安定は良くなるはず。
ステンレスパイプを買ってアームにしてみる

いつも使っているアルミパイプのディフューザーのパイプよりちょっと径の小さい16ミリ径のステンレスパイプがあったので試しに買ってみました。
軽量化になると思って最初はアルミパイプを買うつもりだったんですが、実際に手に持って曲げる動作をしてみると、わずかにしなる感じがありました。やはり少し重くなりますがアルミよりはステンレスのほうが強度はありそうです。
ディフューザーをセットするのがメインの使い方なので強度的には全く問題なしです。あわよくばフラッグやライトなどの設置にも使えたらCスタンドと比べると大幅に軽量化できて、かなり便利にはなりそうなのでちょっと期待してます。

パイプ用のエンドキャップもつけてみました。なんとなく製品っぽくなった気がします。こういうの見栄え的に大事ですよね。

ケガの防止にもなるしエンドキャップはつけたほうが良さそう。白いのはホームセンターで黒いのはAmazonで購入。

三脚にアームを追加して使用してみた
照明用三脚にグリップとステンレスパイプのアームを付けてディフューザーとライトをセットしてみました。ディフューザーの方は軽いのでオーバークオリティなくらいです。
ライトに関しては使えなくはないけど、かなり不安定、ライト本体だけをつけるのが限界でソフトボックスなどはつけられそうにない感じです。アームの素材を変えたり、三脚をもっと大きくて重いものにしないと、かなり不安です。


ディフューザーを垂らすくらいなら全く問題なしです。


アームを伸ばして使うのには非力。こういう使い方をするときには、三脚を大きいものにしたりアームを丈夫なものにする、サンドバックなどで安定させるなどしないと危ないです。
ライトをセットした写真のような感じでフラッグを使うときはアームの先端にヘッドがもう一つ必要になります。ポールを先に繰り出すと2倍3倍の負荷がかかっていくので、スタンドや他の機材やパーツをさらにしっかりしたものにしなければなりません。
ねじ込むとステンレスパイプに凹みができる

パイプの金属の素材の問題なのか、パイプの厚みのせいなのかはわからないのですが、ポール(ダボ)を通す部分の蝶ネジを強く締めるとパイプの表面に凹みができてしまいました。
常に同じ場所で締め付ければ特に気にならないとは思いますが、ポールの色んな場所で締め付けると、表面が凹みだらけになりそうです。
追加で違う素材のパイプを買ってみました

材質で変わるかもと思って追加でアルミの無垢の棒と厚みのあるスチールのパイプも追加で買ってみました。しかし結果は同じで、ねじ込んだ後がはっきりと付きます。
試しにアヴェンジャーのアームでやってもやはり凹み傷はできました(先にやっておけばよかった)。なのでポールの途中で使う場合は丸いグリップの方で固定するしかないみたいです。


無垢のアルミ材や厚手のスチールパイプのほうが少し強そうですが、凹み傷ができることには変わりありません。
プラスチック製のグリップヘッドも気になったので、調子に乗って追加購入
金属製のグリップヘッドがかなり使えたので調子に乗ってプラスチック製のも買ってみました。こちらは買うタイミングによって価格は上下しますが1000円前後で手に入ります。使い勝手が良さそうなら軽量化にもなるし、さらにコスパも良くなります。

Cスタンドのアームの直径は約15ミリ程度。このプラスチックのヘッドは固定できる最小径が17ミリくらいなので太めのポールでないと使えません。逆に三脚用のダボ穴は約16ミリとヘッドの最小径より小さいです。


前に買った19ミリ径のステンレスパイプがあったのでつけてみました。
結果はボツ(T_T)。軽いものだけに使うなら、アリだが。アームの径が…
この黒いグリップヘッドはABSというプラスティック樹脂製ということだったので、剛性が気になっていましたが、実物を見る限りでは十分しっかりした造りのようです。
却下の理由は今使っている機材との流用ができないことです。まずクランプ部分に差し込めるパイプの径がすべて、やや太めなことと逆に三脚の先端に取り付ける部分の穴の経は細いので、使い勝手がイマイチででした。
ちなみにフラッグフレームのセッティングは穴の径がスカスカで検証すらできませんでした。金属のものを使ってからの印象なので厳しめの評価ですが強度的にもちょっと不安が残りました。
ただ太い径のアーム類を使って撮影のセッティングしている方や軽いものにしか使わないという人には、軽量化にもなるし便利なものかもしれません。


トレペを垂らすくらいならOK。ただしグリップの径が太くてフラッグフレームはセットできませんでした。
まとめ
フラッグ以外にもいろいろ試してみましたが、しっかり固定するためには軽量化はある程度はあきらめて金属製のしっかりしたパーツを使うべきだと思いました。今回紹介したSUPONの金属製のグリップヘッドなら強度的に安心ですし、Cスタンドとパーツを入れ替えたり組み合わせたりできるので、後々便利に使えると思います。
ただ定番のアヴェンジャーのものと比べるとクランプに使ってあるワッシャーに違いがあって、じんわりしっかりと締め付けられる感じが少し足りないです。特に重いものや、高額な機材をセットするときは注意が必要かも。
今回はできるだけ安価なもので組んでみようと思った企画でしたが、やはり有名メーカーの専用のもので揃えるほうが結果的には安上がりになることもありそうです。こういうのはネットであれこれ探しているときが楽しいので、まあイイかな。安物買いのなんとやらです。
仕事で撮影をしていると、チマチマしたパーツが色々と増えてきます。ちゃんとしたものを買い揃えると意外と大きい出費になりがちなので、使えそうなものがあったら参考にしてもらえるとうれしいです。
この記事が2023年初めての投稿になりました。これからもカエルなりの撮影やライティングのアイデアを記事にしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。