ミラーレス一眼カメラが主流になって来ましたね。国内のカメラメーカーもデジタル一眼レフの生産から撤退するかも知れないという記事をよく見かけます。
カエルは現在NikonのD800という10年以上前のカメラを使い続けています。画質的にも解像度的にも全く問題はないのですが、今後のことも考えて、今のうちにもう一台、カメラ本体をストックしておこうかなと考えました。
ミラーレスは、Zマウント。マウントアダプターという選択肢もあるけど…。
手持ちのFマウントのレンズ。アダプターで使えるらしいけど、なんか馴染めなさそう。
最新のミラーレス本体を買って、マウントアダプターを使って今までのレンズを使うという選択もあります。ということでNikonのサイトでFマウント用のアダプターについて調べてみました。
多くのレンズはZシリーズでもマウントアダプターで普通に使えるようですが、一部のレンズは、マニュアルフォーカスのみになったり、フォーカスエイド(ピントが合ったことを通知する丸い点滅)が使えなくなったりするようです。
マウントアダプターについては以前1インチのNikon1で使ってみたことがありますが、個人的にちょっと違和感があったので、今回はミラーレスにアダプターの組み合わせはやめて、D800以降の一眼レフを探すことにしました。
下のリンクでレンズの対応状況を見られます。
D810とD850で迷う。
出来れば、今使っているD800とボタンやメニューの操作感が似た物が希望です。
D6やD780などは別としてD800以降のフルサイズNikon製一眼レフといえばD800EまたはD810かD850が候補ということになります。
実はカメラの追加購入は2年くらい前から悩んでいて、最近では半年前くらいに、あるサイトで中古のD810がアクセサリー付きで出品されていて格安だったので買おうか迷っていたら、しばらくして売れていたということがありました。
スペック的にはカエルの使用状況だとD810で十分すぎるのですが、今の所、最新機種(最終になるのか?)で現在も販売中のD850も気になります。
最終的に買ったのがD850。
すり傷一つない、きれいなカメラ本体。多分大事に使われていたんでしょう。
結局いろいろ悩んだ末、D850(中古)にしました。美品で動作良好ということで21万円でした。20万超えの中古を買うのは、バイクや車を除けば、多分初めての買い物です。
新品だと33万~36万と10万以上の価格差なので、動作に問題なければいい買い物かも知れません。D810だと程度の良さそうなものが10万円前後であるみたいですが、このクラスのカメラは10年くらいは十分使えそうなくらい丈夫です。
後で最新のもののほうが良かったなどと後悔しないよう、現行販売されている方にしました。前回記事のスモークマシンを使ったテーブルフォトの撮影で使用しましたが、説明通り動作は良好でした。とりあえずトラブルはなく一安心です。
と思ったのですが…。ちょっと問題発生。
D850は、操作ボタンの位置などもD800と似た感じなので、違和感も少なく、使い勝手もなかなかいい感じでした。歳のせいか最近、新しい機材の取扱説明書を見るのが億劫になってきたので、操作ボタンの位置があまり変わってないのはありがたいです。
ただ、先日撮影したファイルをLightroomで開いてみたら、細かいゴミがかなり多めについていました。これはひと目見てイメージセンサーに付いたゴミです。
カメラのモニターでは全く気付きませんでした。たぶん販売ショップの人も見落としていたのでしょう。外観はとてもきれいだったんですけどね。
赤い斜線のあたり、全体的に細かい汚れがあります。白っぽい写真だったため、よけい気付きやすかったのかも。
コントラストを上げて部分アップにするとこんな感じです。
イメージセンサーのクリーニング方法について調べてみました
再びNikonのオンラインマニュアルでイメージセンサーのクリーニング法について調べてみました。クリーニングには2つ方法があって一つはセットアップメニューのイメージセンサークリーニングという項目から実行を選びOKボタンを押す、というもの。(電源ON、OFF時に動作設定することもできる)
もう一つは、クリーニングミラーアップを実行してセンサーをむき出しにしてブロアなどで汚れを飛ばす方法です。どちらもやってみましたが、改善されませんでした。
これはアルコールで拭き取るしかないか…。
D850のマニュアルにはイメージセンサーの汚れは手でこすったり、布で拭いて取ったりしないでくださいとあります。ブロアで取り除けない場合はサービス機関にクリーニングをお申し付けください。と明記してあります。
しかしカエルは以前、何度かクリーニングペーパーに無水アルコールをつけてセンサーのクリーニングをしたことがあります。結構きれいに取れるので、ここは自己責任で試してみようと思います。
あとでNikonのサイトをよく見るとマニュアルの他にお手入れ法のページもあり、そこにはDシリーズ一眼レフのイメージセンサーのクリーニング方法についての記述もありました。これを見ながら作業すれば問題なさそうです。
まとめ。中古購入にはリスクもある。
今回は初めての高額な中古品購入でしたが、やはり中古品を安く買うのは良いことばかりではありませんね。
新品との価格差が10万円以上あるので、迷わず中古にしましたが、余裕のある人は新品を買ってストックしたほうが良いのは間違いないです。
ただ、今回の問題はセンサーの汚れ程度で、なんとなく、きれいになる予想はつくので、良しということにします。
ということで、近々D850のセンサーを自力できれいにする記事を書いてみることにしました。これはある意味オイシイかも知れないwww。カエルもちょっとブロガーらしくなってきたかも知れません。