姉夫婦の庭には、柿の木が植えてあって今年も小ぶりながら、たくさん実をつけています。ふと地面を見ると、柿の落ち葉が敷き詰められていました。
きれいに紅葉しています。残念なことに手持ちのカメラはスマホしかなくて、その場ではちゃんとしたカメラで撮ることができませんでした。
持ち帰って撮ろうと思い、形の良さそうな落ち葉を拾って帰ることにしました。
柿が実る頃になると、葉は紅葉して落葉します。
果実はまだ色づいていませんが、葉は少しずつ紅葉して落ち始めています。
柿の葉は、実が育って収穫時期に近づくと、落葉します。落葉する頃の葉は、赤や黄色、緑、褐色などの複雑な色に紅葉してとてもきれいで、イチョウやカエデなどとは一味違う、侘び寂びを思わせる趣があります。
これを敷き詰めて、撮影したらいい感じの壁紙ができそうです。
これは日本人の好きな色合いですね。
土日休みで実家に帰っていたので、庭の流し台で泥のついた落ち葉を軽く水洗いしました。一枚一枚配色が違って、なんとも言えずいい色合いです。
日本の秋といった風情で、多くの日本人はこの色合が好きだと思います。
斑入りの模様もいい感じ、虫食いも許せてしまう雰囲気があります。
柿の葉は、反り返っているものが多い。
iphoneでもそこそこ撮れてしまうのは、このブログとしては、ちょっと微妙です😂。
柿の葉は、どちらかと言うと、ぺったんこで平面的なものが少なくて、反ったものがほとんどです。
並べて、敷き詰めやすくするために、押し花の要領で新聞紙に挟んでしばらく重しをしておくことにしました。
庭に転がっていた漬け物石、昔はこんなの使ってたんですよ。
2日後、落葉の様子を確認してみると…。
実家から戻った休み明けの月曜日、照明を当てて一眼レフカメラで撮影しようと、新聞紙を広げたら、なんとも残念な結果になってました。
柿の葉の赤や黄色がほとんど退色して、茶色く変色しています。まだ少し湿り気のある葉っぱには、少しだけ赤みが差してるものもありました。
どうやら水気がなくなるにしたがって、柿の葉の赤みは消えていくようですね。
落ち葉の小道具としては、これでもアリかもしれませんが、いい感じの赤味が退色しているのは残念です。
とりあえず、撮影だけはやっておきます。
せっかく持ち帰った葉っぱなので、とりあえず、撮影だけはしておくことにしました。
ライティングは前回袋入りのパッケージを撮影した時とほぼ同じです。
それにしても残念です。実家で翌日に確認したときは、まだ赤みは残っていたので、撮影するなら、当日か、ギリギリ翌日の早いうちだと思います。
赤味が残っているものを選んで撮影。彩度はそれほど上げていませんが、写真にすると、まあまあ見映えしますね。
虫食いの朽ちた感じが、いい味になってます。
緑色は赤と比べて退色しにくいみたいですね。
ネットで柿の葉の保存法を検索してみました。
気になったのでネットで柿の葉の紅葉の保存法があるのか検索してみました。
いくつかヒットしましたが、その中には柿の葉の色の保存技術を研究している方(団体?)の記事もありました。
研究対象というくらいなので、柿の葉の紅葉の保存は、かなりハードルが高いようです。
他の記事もざっくりと見た感じでは、薬品などを使えば、最長で2ヶ月程度は鮮やかな色を維持できるらしいですが、そうだとしても儚いものですね。
まとめ
柿の葉の紅葉は、季節感のやや乏しい九州でも、秋の風情を感じられる風物詩です。紅葉そのものの保存は難しいようなので、やはり撮影してストックしておくのが良さそうですね。
今年、機会があれば、もしくは来年もう一度、試してみようと思います。