今日は身近にあるもので、お遊び感覚の簡単な手抜きライティングを試してみることにします。ただの思いつきなので、ちゃんとした商品撮影に使えるのかわかりませんが撮影風景の見た目のインパクトだけは結構ありそうです。テーブルフォトの雰囲気作りにもいいと思いますよ。
100円ショップで買った傘と造花(フェイクグリーン)を使います。
100円ショップの透明のビニール傘とフェイクグリーンを用意しました。アイキャッチ画像にも使用しているので、皆さん察しはついていると思いますが、コレを使って、木漏れ日風の影を作ってみたいと思います。商品写真的にも使えるか試してみたいので半透明の白い傘も用意しました。
フェイクグリーンは葉っぱの大きさを変えて3種類用意。
逆さに吊るした傘の上にフェイクグリーンを乗せるだけ。
セッティングはシンプルに白背景紙です。上から傘を逆さに吊るして、裏返った傘の上にフェイクグリーンを適当に乗せます。これだけです。
ライトは1灯のみで、トレペは使わず直当てです。今回はNANLITE FS-300Bを使いました。ライトを当てるとフェイクグリーンの影ができるので様子を見ながら、葉っぱを動かして、きれいに見える位置に調整して終了です。
もちろん傘の柄や骨の影も出るのですが、多分言われなければ気づかないレベルだと思います。気になるようなら、さらに葉っぱをずらしたり、紙くず…失礼、ティッシュペーパーなどをちぎって足しても良いです。試してみましたが、結構効果あります。
傘の形は意外とわからないものです。
カラーセロファンのような色のついたものを乗せても面白いかもしれません。
上から見たところ。
何もないところに蔓草のような、フニャフニャしたものをクリップやアームなどで留めるのは意外と面倒です。透明傘の上なら置くだけで、形を変えるのもカンタンなので、我ながら、なかなかいいアイデアではないかと思います。
前に、100円ショップの傘にスプレーペイントして同じような撮影をした記事をアップしましたが、こちらのほうが更にお手軽かも。
半透明の白い傘でもやってみました。
同じセッティングで白い半透明の傘でもやってみました。フェイクグリーンを乗せても光量が落ちるだけで、はっきりとした影はほとんどでないようです。なのでグリーンを乗せるのはやめました。
柔らかい光でよく回るので商品撮影や料理カットなどにはいいかもしれません。ただし、こういった撮り方が目的なら、素直に撮影用のアンブレラを使ったほうがいいですね。
トレペ越しにディフューズしたような感じで撮れます。
まとめ
今回は、あっさりした記事になりました。投稿数が増えてくると内容がかぶらないように、写真撮影の記事を書くのは、正直難しいです。撮影ライティングはシンプルに考えると、被写体に当てる光の質と、強さ、方向、環境に集約されてしまいます。突き詰めると毎回同じことを書いてる気分になります。
最近ちょっと難しく考えすぎかなと思うところもあったので、記事の方向性をすこし変えてみました。こんな単純なアイデアでも、誰かの役に立つかもしれません。誰に強制されてるわけでもない、自分のブログなんで、自分で面白いと思ったらそれでいいんですよね。これから本格的に写真を始める初心者の方々に向けたブログを目指しているので、撮影やライティングの楽しさが伝わるよう工夫していきたいです。