![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-001-1024x683.jpg)
今回はちょっと限定的な内容になります。カエルはエリンクローム製ストロボ用のソフトボックスをいくつか持っているのですが、最近LEDで撮影することが多くなり使い慣れたソフトボックスをLEDライトにつけられないか物色していたらマウントの変換アダプタを見つけたので試してみたいと思います。
Elinchromのソフトボックスは設置、撤収が楽ちん!なかなか良くできてます。
![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-002-1024x683.jpg)
カエルが使っているストロボはエリンクローム製で入門セットの安いものを4灯で運用しています。写真のソフトボックスはセットとは別売の単品売りのものでRotaluxというブランド名です。これが良くできていて傘を開くように簡単に設営することができます。ディフューザーも布製のインナーディフューザーの他に乳白の樹脂製のディフューザー(ディフレクター)もついていてホットスポットが目立たないよう工夫されています。他の有名メーカーのソフトボックスを使ったことがないのでわからないですが、かなり使いやすい方に入るんじゃないでしょうか。ケースの質感もなかなかだと思います。ちなみにストロボセットに付属しているソフトボックスはバラバラのパーツを組み立てるタイプで全く別物です。設営に時間がかかるので、セットで買うときはアンブレラ付きのものがオススメです。
傘みたいに組み立てられるソフトボックス。
![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-003-1024x683.jpg)
使い方はカンタンで4本の金属の骨の根本にある円筒形の金具を引いてリングにはめ込むだけです。正確に測ったことはないのですが、慣れればディフューザーを取り付けるまでに1分もかからないと思います。
![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-004-1024x683.jpg)
![カエル](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2022/06/kaeru01-150px.jpg)
この状態にするだけなら10秒もかからないくらい。
ElinchromのソフトボックスをLEDライトでも使いたい。
最近LEDライトが2つ、3つ…と増えてきて、今まではトレペのディフューザーを使ったり、ワンタッチテントみたいに開くソフトボックスを使ったりしていたのですが、せっかくストロボ用に買ったソフトボックスがあるから、LEDでも共用したいと思い時々ネットでアダプターを探していたのですが、先日Amazonでそれっぽいのを発見。ちょっと高めの値段だったのですがポチりました。
![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-005-1024x683.jpg)
ボーエンズマウントからエリンクロームマウントに変換するアダプターです。現在、手持ちのモノブロックタイプのLEDライトはすべてボーエンズマウントなのでこの変換アダプタを取り付けることで、エリンクロームマウントのソフトボックスを取り付けることができるはず。
さっそくSOKANI X60 RGBに取り付けてみた
![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-006-1024x683.jpg)
手持ちのLEDライトにさっそく取り付けてみました。アダプターをはさむと、どうしても少しだけ光源が奥に引っ込むので光が回りにくくなるのが心配になりますが、見た限りこの程度なら大丈夫かなという感じです。つけた感じもグラグラするようなこともないし、しっかりしています。
![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-009-1024x683.jpg)
ソフトボックスをつけても特に問題なし。Rotaluxのソフトボックスはマウントしたあとでも角度を縦横斜め自由に変えられるので微妙に垂直があっていないみたいな心配はいらないのですが、固定式のものだとどうなのか少し気になりました。丸っぽいソフトボックスだったら大丈夫なんですが、四角いものは微妙に傾いてると意外と気になったりしますからね。
![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-014-1024x683.jpg)
![カエル](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2022/06/kaeru01-150px.jpg)
周辺まで割とよく光が回っているようです。LEDにはアンブレラの差し込み穴がないのでディフレクターをつけられないのが残念。
![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-015-1024x683.jpg)
![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-016-1024x683.jpg)
ちなみに逆のパターンもあります
![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-010-1024x683.jpg)
写真はエリンクロームのストロボに取り付けてボーエンズマウントのアクセサリーを使うためのアダプターです。これはだいぶ前に購入したもので2500円位くらいだったと思います。
![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-012-1024x683.jpg)
次はボーエンズマウントのアクセサリーをストロボに取り付けてみます。
ストロボに変換アダプターをつけると…
![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-011--1024x683.jpg)
写真を見るとわかると思いますが、アダプターをつけるとフラッシュチューブ(発光部)がかなり奥に入ってしまいます。ここまで引っ込むと光量や光のまわり方に若干影響がでてきそうです。ただ安価で手に入るボーエンズマウントのアクセサリーを付けられるメリットは大きいので、たまに使うことがあります。使い方にもよると思いますが、いまのところ大きな問題は感じていないです。
![](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2023/02/speed-ring-adapter-a-013-1024x683.jpg)
オパライトをつけてみました。光量控えめで使うことが多いので特に使いにくいなと思うことはないです。
![カエル](https://kantanlight.com/wp-content/uploads/2022/06/kaeru01-150px.jpg)
カエルの用途では人物撮影というより背景や物撮りの雰囲気作りに使う感じです。
まとめ
今まではストロボを使う機会が圧倒的に多かったのでLEDのライティング用アクセサリーにあまり気が行ってなかったのですが、ストロボ用のソフトボックス類が使えればだいぶ節約になりそうです。今回新しく買ったアダプターは7000円くらいだったのですが、もう少し安いものが見つかり追加で購入したので下のリンクを張り替えました。製品自体は同じものでした。エリンクロームのソフトボックスはアダプター云々関係なしで使いやすくて個人的にオススメです。エリンクロームマウント以外にも他のストロボメーカー製のマウントもあるみたいなので興味がある方はチェックしてみてください。今回の記事がどれくらいの人に役に立つのかはわかりませんが、ストロボとLEDを併用している方の参考になれば幸いです。
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