
最近、キャンプや防災用にポータブル電源を買う人が増えているみたいですね。カエルも御多分に漏れずEcoFlow RIVER 2というポータブル電源を購入しました。
容量256Whの一番小さいタイプです。カエルの場合はキャンプや防災用というわけではなく主にクルマの中でのカメラのバッテリー充電やMacBookの電源用途がメインです。
このへんは問題なく使えるのは当然ですが、バッテリーがつかないコンセントタイプのモノブロックストロボをポータブル電源で実用レベルで使えるのか気になったので、試してみることにします。
満充電で何枚くらいのカットが撮れるかで使い方も大きく変わります。十分な枚数撮れればコンセントのないロケ先での商品撮影はもちろん、人物・モデル撮影でも活躍しそう。


普段はこんな感じですが、今回はモノブロックストロボを使ってみます。
エリンクローム製、出力100Wのモノブロックストロボで試してみる


軽くてコンパクトなので片手でラクラク持ち運べます。
エリンクロームの100Wのモノブロックストロボ、D-Lite RX Oneを使用します。ポータブル電源RIVER 2が256Whなので、計算上は2灯同時に使って問題ないはずです。
ポータブル電源を買う際、ひとつ上の512WhのRIVER 2 Maxにするか迷いましたが、400Wのストロボだと1灯しか使えないし、重量も6kg強と2倍近くになることを考えてRIVER 2 Maxは却下。アウトドアで使用することもありそうなので、機動性を考えると小さい方で正解だったと思います。
実際に使ってみたら200カット撮影でバッテリー残量74%

実は前回の記事の自作撮影台でのドリンク撮影の電源はRIVER2を使って行いました。ここはアウトドアでテスト撮影と言いたいところなんですが、暑いのでやめておきます。根性なくてすみません。でも前回のドリンク撮影のライティングは2灯でのストロボ使用のテストの条件としてはピッタリでした。
スタートは100%からです。RIVER 2のコンセントは2口なのでちょうど2灯使用できます。チャージも問題なし。普通に使用できました。
問題はバッテリーの減り具合なんですが、正面からのストロボは90%くらいの発光、背面からの透過光は20%くらいの発光で使用しました。露出計測のためのテスト発光が約10回ほど、本番で約200カット撮影して、バッテリー残量が74%という結果になりました。


テストを含めると実質約210カットほど撮影した直後の表示がこちら。74%なので4分の1くらい消費したということ。
少なめに見積もっても500カットは余裕でストロボ撮影できそう。
今回の撮影は、モノブロックストロボを2灯使って、おおむね90%発光と20%発光です。電力を最大使用していないので参考までですが、このEcoFlowシリーズの中で、一番小さいポータブル電源 RIVER 2で少なく見積もっても500カットくらいは2灯発光のストロボ撮影できることがわかりました(モデリングライトは使用していません)。
これだけ撮れれば、コンセントが無い野外でも安心してモノブロックストロボが使えそうです。ちなみにRIVER 2の充電回数は3000回ということなので毎日充電して使っても8年以上持つことになります。

モノブロックストロボを2灯使って500カット撮れれば実用レベル、かなり優秀です。
すでにモノブロックストロボを持っている人に特にオススメ
最近バッテリータイプのストロボが人気みたいですが、この使い方ならコンセントタイプのストロボでもロケ先で十分使えるのではないかと思います。本体にバッテリーがない分軽いので取り回しもしやすいかも。
ストロボの出力によっては使用可能なポータブル電源の容量は大きく、本体重量も重くなっていくので、ストロボ出力は100Wくらいがコスパが良さそうです。
約20分で74%のバッテリーを100%にできた!


99%までは15分で一気にチャージされる感じです。
このポータブルバッテリーの特長の1つに、1時間で満充電にできる急速充電機能というのがあるのですが、試しに撮影で74%に減ったバッテリーを充電してみたところ15分ほどで99%まで充電されました。ほぼスペック通りです。
100%になると自動的に充電が終了するのですが99%から100%表示になるまでに約5分ほどかかります。99%と100%の間にどのくらいの違いがあるのかわかりませんが、急いでいるときは99%時点で終わらせてもいいかなと思いました。
説明書にはバッテリー残量が1%以下のときは60%まで充電して保管してくださいとのことなので多分問題ないと思います。また3ヶ月に1回、30%まで放電してから60%充電するとバッテリーが長持ちするらしいです。


99%から100%に変わるのに5分ほどかかります。
今回LEDライトは試していません。(ちょっと気になりますが…)
今回はLEDでは試していません。定常光なので、なんとなく減りは早そうなのはわかります。理論上では100WのLED2灯を100%の光量で使用することが可能です。この状態での点灯時間は約1時間強ということになります。
今回モノブロックストロボを使用してわかったのは、待機していても少しずつバッテリーの容量は減っていくようなので(撮影中コンビニ外出したら1%ほど減っていた)、使用時間はもう少し減って、多分ちょうど1時間位だと思われます。
もちろん今回のストロボ撮影のように常に100%の光量で使用しない場合も考えられますが、スチールにしろ、動画撮影にしろ、テストやリハーサルを含めて1時間前後の使用時間というのはちょっと厳しい気がします。
まとめ、アウトドアでのストロボ使用は、かなり期待できる。
EcoFlow ポータブル電源 RIVER 2は2023年7月現在、Amazonで29900円、割引クーポン併用で25000円程度で購入できます。今回のストロボ撮影のテスト程度の使用であれば問題なく使えることがわかりました。
コスパもよく、持ち運びに丁度いい軽さなので、初めて購入するのにはいい選択では無いでしょうか。充電時間が短いのもポイント高いです。
屋外に出てストロボ撮影するときは、スピードライト(クリップオンストロボ)を使用する方も多いと思いますが、ごく簡易的な撮影を除けばアンブレラ、ソフトボックス、ライトスタンドなども必要になると思うので意外と大荷物になります。車移動であれば、ポータブル電源とモノブロックストロボのほうが出力にも余裕があるのでライティングには有利だと思います。
RIVER 2の重量は3.5kgと軽いので撮影位置のちょっとした移動も楽です。2台買っても、521Whの上位機種のRIVER 2 MAXとほぼ同じ金額なので撮影カット数の多い方は2台で運用というのも良いかもしれません。
アイデア次第で他にもいろいろと使いみちがありそうなので、とりあえず小さいポタ電は、1台持っておいても損はないと思います。