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100円ショップのLEDライトとスマホのカメラでテーブルフォトを撮影してみる。

このブログでは、機材にお金をかけずに、できるだけプロのクオリティーにに近づける撮影やライティングの方法を紹介してきました。

とは言っても、ある程度の仕上がりにするのに、カメラをデジタル一眼にしたり、ライトも低価格帯とはいえ、撮影用のライトを使ったものがほとんどでした。

今日はDAISOで買ったLEDライトとスマホ(iPhoneSE2)の組み合わせでテーブルフォトを撮ってみたいと思います。

これでうまく行けば、このブログでも最安のライティングセットということになりますね。

仕上がりの結果は僕にもわかりませんが、趣味やスキルアップで気軽に試せて、ライティングの楽しさが伝わるよう工夫してみたいと思います。

LEDライトを買ってきた。スタンドや背景紙なども必要ですね。

LEDライト

近所のDAISOでLEDライトを買ってきました。

かなり色んな種類があって迷ったのですが写真の3つにしてみました。中でも250ルーメンというコンパクトなCOBライト(Chip on Board Light)はかなり光量があって期待が持てそうです。

あとレインボーカラーが出せるRGBタイプのライトを買いました。もう一つはごく普通の小型の懐中電灯です。

スタンド類

小さいスタンド(三脚類)があると便利だと思います。スマホ用のものとか懐中電灯だとクリップで挟めるようなものがあると良さそうです。

カエル
カエル

追加でこれも購入。結構使えそう。

背景紙、ディフューザー類

意外と大事なのが背景紙と拡散光(やわらかい光)を作るためのディフューザー類です。これがあると無いでは写真の見栄えが全然変わります。

カエル
カエル

半透明の乳白色なので背景紙にもトレペ代わりのディフューザーとしても使えそうです。

こちらはグレーのPPシート。これも背景紙に使ったり。透過光を入れた暗めのグラデーションを作ったりするのに使えそうです。できればマットのがあればさらに良かったんですが、100円で買えるのはお値打ちだと思います。

カエル
カエル

これも100均の商品、ディフューザーとして使用。クリップで立ててみた。

とりあえず色温度だけ調べておきます。

LEDの場合、白いライトと表示されていても青白いものがあり、かなりばらつくことが多いのでカラーメーターで測ったみることにします。

色温度が大体揃っていると、3つのライトを同時に使ったときに色が混ざって写真が濁った感じにならず、スッキリときれいに仕上がります。

ちょっと見た感じでは懐中電灯がかなり青っぽいです。結果は以下の通り。測るごとに数値のばらつきがあったので平均値だと思ってください。

COBライト250ルーメン:5500k

カエル
カエル

三脚に取り付けられるようカメラ用の1/4メスネジが切ってありました。

RGBライト(イルミネーション):5200k

カエル
カエル

こちらはスマホ用のホルダーでOK

LED懐中電灯:6500k

カエル
カエル

懐中電灯はクリップアームで固定できそうです。

ちなみにこの3つのライトを同時に使って撮影する場合、COBライト、RGBライトでホワイトバランスを合わせ、LED懐中電灯を青い光として使う感じになるでしょう。

実際に撮影してみる。基本、暗い部屋で撮影します。

では、実際に撮影してみることにしましょう。100均のライトを使う場合は、基本的に暗い部屋や暗い場所限定だと思ってください。

なぜかというと明るい日中だと周りが明るすぎて、弱いライトでは光量が足りないので、ライティング自体、無意味になってしまうからです。

弱いライトで光をコントロールするためにはこれは必須条件です。

まずは天トレで撮ってみる

まずはチョコをトップライトをディフューズする、いわゆる『天トレ』で撮影してみます。100均のライトは明るさの調整ができないのでちょっと苦戦しましたが、まあまあいい感じではないでしょうか。透過光はライトのホットスポットが気になったので白いコンビニ袋で柔らかくディフューズしてあります。

カエル
カエル

懐中電灯はいらなかったかもですが、アクセントライトとして無理やり使いました(笑)

いつものボトル撮影のセッティングで缶を撮ってみた。

ボトル撮影の時よくやるセッティングで缶ジュースを撮ってみました。新しい型のiPhoneならもう少しきれいに撮れるかもしれません。

カエル
カエル

画質はちょっと荒れてますがライティングの練習だと思って、大目に見てください。

これも透過光をコンビニ袋で柔らかくディフューズしてあります。少し暖色系に転んでますね。

カエル
カエル

背景の透過光をRGBライトにしてみました。

まとめ

お店で100均のライト色々見ましたけど進化がすごいですね。

正直暗くてあまり使い物にならないのではと思っていましたが、かなり明るいものがあったのには驚きました。

照明というのは不思議なもので、大抵明るいほうが使いやすいことが多いです。やはり欲を言うと光量が調節できるとセッティングは楽になりますね。

なので正直なところ、今回の企画は意外と難易度は高めだったのではと思います。スタンド類も必要になるのでちょっと面倒で、ついそのまま撮ってしまう気持ちはよくわかります。

このブログを書いているカエル本人がそうですから。

ただライティングを憶えると確実に写真のクオリティは上がります。

さらに普段ライトを使わないときの写真も良くなるはずなので、ぜひこんな手軽なライティングから試してみてください。

カエル

カエルです。名前は「かんたんライティング」の頭文字Ka.L.からとりました。本業はグラフィックデザイナーで必要なときに商品写真やイメージ素材写真を撮ることがあります。カエルがデザイナー目線で調べたり工夫したり、試してみたいことなど写真撮影の小ネタを紹介できたらと思っています。アイデアが写真の完成度を上げられますように。

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