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興味本位で買ったRGBタイプのLEDテープライト。撮影ライティングの照明で、使えるのか試してみる。

最近、照明機材を買い足すことが少なくなってきています。

基本、今あるライト類で間に合っているんですが、今日はAmazonでLEDテープライトを買ってみたので、これを使っていろいろと試してみたいと思います。

と言っても、このライトは撮影用の照明機材ではなく、室内の間接照明や、ネオンっぽい演出をするためのものです。

なので今回の記事は、本格的な撮影ライティングということではなく、遊び感覚のものだと思ってください。

RGBタイプのLEDテープライトです。

このタイプのLEDライトは数年前からあって、気にはなっていたんですが、LEDの発光部の粒粒がはっきりとしていて、ライティングには向かない印象でした。

しかし最近になって、LEDの間隔が密になったり、乳白のシリコンっぽい素材で、光がディフューズされ、なめらかな光の質になって、これならライティングでも使えそうなレベルになった気がします。

商品にもよりますが、長さも5メートルまであって、価格は5000円ほどです。今回は実験ということで2メートルのものを購入しました。ちなみに2メートルだと3000円くらいで購入できます。

かなり多機能だが、白と単色カラー16色だけあれば十分です。

このLEDライト、かなり多機能で最大16色のレインボーライトを動きのある光で、発光させることもできます。

とても派手で、ネオン街のような演出もできますが、こういった機能はスチールの撮影ライティングでは、あまり出番はないでしょう。

光の種類としては白とその他単色で16色使い分けられれば、十分です。

色の設定は付属のリモコンまたはスマホアプリをインストールしてBluetoothでリモートコントロールできます。

ライト本体とリモコンの連携がうまく行かず、30分ほど格闘しましたが、なんとか使えるようになりました。

リモコンにはボタンがたくさんついていますが、写真撮影用に限って言うと、使用するボタンは最大でも5個くらいですね。

カエル
カエル

リモコン、スマホ連携ともに、ちょっとつながりにくいのは気になるところです。

白い光にする

カエル
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白い定常光にしたいときには、IC Setという白いボタンを押します。

単色のカラーライトにする

カエル
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単色の色付き照明にしたいときは、CSボタンを押します。

CSボタンをクリックしていくと順番に色が変わって行きます。16色の色光に加え、リモコン上の矢印ボタンで明るさもある程度調節できるので、色の濃度調整も可能です。

カエル
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適当に色変更してみた。当然だが、やはりR,G,Bの3色は鮮やか。

レインボーライトにする

カエル
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C3、C7、C16ボタンでレインボーカラーに、数字は構成する色数のようです。

リモコンのその他のボタンは、主にライトに動きを付けたり、色数を微妙に変更させたりするためのもののようで、スチール撮影のときには、あまり使わない感じです。その他の機能は触っているうちに、何となく使えるようになれば良いかなくらい。

さて、どう使おうか。【使い方1】リングライト風

蚊取り線香みたいに、ぐるぐる巻になってるのを見て思いつきました。

セロハンテープである程度、形を整えてリングライト風に使ってみました。しかし光量が思ったより無くて、一眼レフでISO感度を400以上に上げても、シャッタースピードが稼げません。

カメラ三脚などがないと、ちょっと厳しい感じです。

スマホで近接撮影するときみたいな場面だと、普通に撮るよりはきれいな写真になる、といった程度でしょうか。

カエル
カエル

ハッピーセットのおまけ。とりあえず、影のないリングライト風に撮れました。

カエル
カエル

スマホでも撮ってみます。

カエル
カエル

暗い部屋でこれだけ撮れていれば上出来でしょう。やはりスマホの方が相性よさそう?

【使い方2】コンビニ袋に入れて使う。

これは、Amazonでポチる前から考えていたアイデア。

こいつをバッテリーごとコンビニ袋に入れて使えば面白そう。などと考えていたのですが、さっきのリングライト風の撮影で、すっかり自信喪失です。

案の定ライトをコンビニ袋に入れると光量は更に落ちて、日中、部屋の中で使うのにも、物足りなさを感じるくらいです。

やはり暗くなった室内で、シャッタースピード長めにして使ったり、スマホ撮影の補助光として使うくらいが良さそうです。

カエル
カエル

すこし、青白い感じですが、程よくディフューズされていて、光の質はいいと思います。

カエル
カエル

影の出方も自然でいいんですが、光量が足りず三脚で撮らないと手ブレします。

カエル
カエル

スマホでも撮ってみました。

カエル
カエル

スマホだと手持ちで撮れます。ただゲインもコントラストも自動で調整された状態です。

スマホだと、手持ちで撮影できるくらいに、明るさなどが自動調整されるので、普通に撮れます。見た目は、悪くないので、こちらも用途的にはスマホ向きかも知れません。

【使い方3】背景のグラデーションに使ってみる。

カエル
カエル

仕事終わりに、慌ててセットしたのでかなり雑ですが、これでも大丈夫なはず。

このテープライト、日中メインのライトとして使うのには非力だということがわかりました。次は趣向を変えて、背景紙の演出に使ってみようと思います。

黒いボードを背景にして、下の見えないところからライトを当てグラデーションにします。これなら背景を落として使うので、非力なテープライトでも十分使えそうです。

テープライトは細長く設置でき、モノブロックのライトのようにグラデーションが丸くならないので、ヨコに長いグラデーションが作りやすいメリットがあります。

使い方としては、こちらのほうが上記の2つよりも現実味がありますね。

カエル
カエル

こんな感じになりました。横長のグラデーションを作りたいときは便利ですね。

【使い方4】防水なので水に浸けて使える?

今回買ったテープライトは屋外でも使えるよう防水仕様になっているようです。

雨などに強いのは予想が付きますが、水につけても大丈夫なら照明の用途としての幅が広がるはず。ただ、さすがにUSBケーブルのあたりまで水没させるのには不安があります。

発光部の先端のキャップ部分と本体とUSBケーブルの継ぎ目あたりは、包装用ラップや水道用のシールテープなどを巻きつけて防水対策したほうが良さそう。

まとめ。

このテープライト、作りもよく機能も充実していて面白いライトだと思いました。

撮影用の照明としては光量が足りないのは、専用のものではないので仕方ありません。そのへんを差し引いても、工夫次第で面白い写真が撮れそうです。

ただ、リモコンの反応が今ひとつなので、手放しでオススメできないのは残念です。

今日は機能の紹介に近い内容の記事になりました。次の記事では完成した作品としてどのような使い方ができるか、トライしてみようと思います。

紹介したのは下のリンクの商品です。リモコンが繋がりにくい時は、私の場合、バッテリーの電源をON/OFFしたり、リモコンボタンを何度も押したりしているうちに改善しました。そこも踏まえて自己責任でお願いします。

カエル

カエルです。名前は「かんたんライティング」の頭文字Ka.L.からとりました。本業はグラフィックデザイナーで必要なときに商品写真やイメージ素材写真を撮ることがあります。カエルがデザイナー目線で調べたり工夫したり、試してみたいことなど写真撮影の小ネタを紹介できたらと思っています。アイデアが写真の完成度を上げられますように。

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